この4文字の魔力

「ビフテキ」って、甘美なワード。
洋食店でその4文字を目にするや、あの香ばしい匂いがたちまち脳内リフレイン。
その響きだけで、すっかりパブロフのイヌ状態。ああ、よだれが。。。(;’∀’)
ビーフステーキを「ビフテキ」と縮めた人、天才だな。日本人の食欲中枢にダイレクトメッセージやん。

ちなみにカタカナ表記が大半を占めるなか、たま~に見かける平仮名バージョンもたまらない。
びふてき。もう一回言う。びふてき。
字ヅラのシズル感も抜群で、 “もごもご”口の中いっぱいに喜びが広がっていくような、ものすごい表現力。
肉やわらかいんだろうな~、食べたいな~。(また来た、パブロフ)

この流れでもう一つ。それは「バタピー」。
というか誰やねん、バターピーナツを4文字に縮めてバタピーて言い始めたの。
ものすごくええな、これ(笑)
フツーだと無難に「バターナッツ」とかこぢんまり収めそうなところを、「バタピー」て!
愛着のっけ気味のこいつも、文字ヅラだけで僕の心をワシづかみですわ。

そんなバタピーのド定番といえば、やっぱり黄色いパッケージ。
手に取ると、「惜しげもなくバターを贅沢に使った嗜好のおつまみでーす」って、昭和から平成、令和になっても変わらないデザイントーンで安定感抜群。
知らぬ間にいろんなものが無くなっていく今、変わらず在り続けるものがあるって、とても大切で愛おしい。

あとアレですね、奈良県民なら誰でもわかる4文字の省略ワードといえば、やっぱり「ならファ」。
「ならファ」とは、「ならファミリー」の愛称。近鉄大和西大寺駅近くにある奈良県民御用達のショッピングセンターのことで、近鉄百貨店やイオンが入っています。

奈良で暮らして17年になりました。
僕は今、「ならファ」という愛称がとても好きです。
口にすると、気分が上がる陽気な文字ヅラで、どこか魔法の呪文っぽいのもいい。
この重苦しい暗雲を吹き払い、明日に心ときめく本来の春を連れてきてくれる呪文だったら、とマジ願う。
大切な人とおいしいものを食べ、くだらないことで笑い合える。
そんな体温のある幸せがみんなに帰ってきますように、と祈る。

新型コロナウィルスよ、この世界から早く去ね。

(ならめがね編集長/松原雄一)

きまぐれ鹿フォト

  1. 2020年7月4日

    え、、、入らないの? …

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