
まだまだ続きそうな私たちのマスク生活。
マスクをして動くと、息苦しい暑い季節になってきましたね。
いま、各社からさまざまなマスクが出ていますが、『Webならめがね』が紹介するのは、奈良の特産品を扱う老舗が手掛ける、オーガニック素材のマスク。
肌当たりのいい天然素材のマスクは、着けるだけで涼やかな気持ちになります。
今回は、何度も洗って使える、3つのマスクをご紹介します。
風通しのいい蚊帳生地のマスクで夏を快適に

奈良の伝統工芸品である麻布や蚊帳(かや)生地のウェアや生活雑貨を製造販売する井上企画・幡(ばん)。
今春から蚊帳生地のマスクの販売を始め、好評を博しています。
蚊帳生地は、風通しがよく通気性に優れた生地。綿100%で、洗うほどにふんわりとやわらかく、肌になじんでいきます。
また吸水性や速乾性にも優れているので、何度も洗って使うマスクにピッタリ!
カラーバリエーションも豊富で、桜、水、藤など日本の伝統色に染め上げた全5色から選べます。
マスクの替えの持ち歩きや、食事時にはずしたマスクを入れるのに最適な、同素材のマスクケースも便利です!

内側に仕切りがあり、フィルターなどを入れることも
井上企画・幡直営店「幡・INOUE」夢風ひろば東大寺店、タイムズプレイス西大寺店、近鉄百貨店生駒店などで販売中。
井上企画・幡直営店の本店「Lier幡」、「幡・INOUE」夢風ひろば東大寺店、タイムズプレイス西大寺店、近鉄百貨店生駒店などで販売中。
靴下メーカーの隠れ名品!天然コットンマスク

奈良は、靴下の生産量全国1位を誇る名産地。
「靴下のまち」・広陵町に本社がある靴下メーカーのヤマヤでは、10年以上前から、靴下の製造ノウハウを生かし、マスク作りを行ってきました。
「オーガニックコットンで織り上げた立体プリーツコットンマスク」は、その中の定番商品。
オーガニックコットンのダブルガーゼを使用した表側は、プリーツを入れ立体的なフォルムに。
内側には、肌触りが気持ちいい、やわらかいトリプルガーゼを付けています。
染料を一切使用せず、天然のコットンのみで作られているので、敏感肌の方にも愛用されているそう。
マスクが必需品となった今、隠れた名品として注目を集めています!

ヤマヤの直営店「糸季(しき)」で販売中。
糸季
住所 奈良市高御門町18
電話 0742-77-0722
営業時間 10:00~17:30(12~3月は~17:00)、不定休
ヤマヤの直営店「糸季(しき)」で販売中。
糸季
住所 奈良市高御門町18
電話 0742-77-0722
営業時間 10:00~17:30(12~3月は~17:00)、不定休
創業300年の老舗がガーゼのプロと作った夏用マスク

1716年創業の麻織物の老舗、中川政七商店が今夏発売したのが、蒸れにくくて肌に優しい天然素材の夏用マスク。
京都のオーガニックコットンブランドで、心地よいガーゼの研究を重ねた「NADELL(ナデル)」とコラボした、肌当たりの優しい立体ガーゼマスクです。
通常より時間をかけて丁寧に生成されたオーガニックコットンガーゼを3層重ねたことで、吸水性と肌当たりのいいマスクに仕上げました。
化学繊維の使用や化学的加工を行っていないので、肌トラブルを抱える人も安心して使えるとのこと。
ウェディングドレスや洋服の縫製をする国内の職人が1枚ずつ手作りしているので、フォルムが美しく丈夫なのも特徴です。
中川政七商店 奈良 蔦屋書店、遊 中川 本店、日本市 奈良三条店ほか全国の直営店で販売中。
どのマスクも、天然素材で肌触りがよく、暑いなかでも息苦しくないと評判です。
この夏は、奈良産のオーガニックマスクを着けて、軽やかに奈良をお散歩しましょ♪
2020年7月7日公開
※2020年7月現在の情報です。
取材協力/井上企画・幡、ヤマヤ、中川政七商店
取材・文/白崎友美(ならめがね副編集長)
撮影/中井秀彦