
大安寺といえば、奈良時代に東大寺や興福寺、薬師寺などとともに「南都七大寺」の1つに数えられた由緒ある官寺。
現在は病気平癒、特に「がん封じ」のお寺としても有名で、全国から篤い信仰を集めています。
※掲載している写真は、許可のもと撮影を行っています。


そんな大安寺の魅力をたっぷり味わえるのが、 4月23日(土)から奈良国立博物館にて開催中の特別展「大安寺のすべて―天平のみほとけと祈り― 」です。


この特別展では、100年ぶりの寺外公開となる大安寺のご本尊・十一面観音立像をはじめ、貴重な寺宝や関連作品を間近に見ることができます!





今回、大安寺の天平仏が計9体出陳されますが、前期展示(4月23日~5月22日)と後期展示(5月24日~6月19日)があり、それぞれで出陳内容が多少異なっています。
「十一面観音立像」を見ることができるのは前期だけで、その代わりに後期では「伝 馬頭観音立像」が展示されます。
また当展では、仏像以外の寺宝や資料、関連作品も数多く展示されていて、大寺院だった大安寺の深い歴史をいろんな角度からたどれるようになっています。


観覧後は1階へ。
大安寺寺関連のオリジナルグッズが販売されていて、クリアファイルやはがき、しおりなど、素敵な商品が並んでいます。


特別展「大安寺のすべて―天平のみほとけと祈り― 」は6月19日(日)まで。
大安寺の魅力にどっぷり浸れるこのチャンス、ぜひお見逃しなく。
▼データ
■会期:令和4年4月23日(土)~6月19日(日)
■会場:奈良国立博物館
■公式URL
奈良国立博物館

2022年4月24日公開
取材協力/奈良国立博物館
取材・撮影/編集部