
等彌神社(とみじんじゃ)は、桜井市の鳥見山(とみやま)の麓にある古社です。
こちらの紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月初旬。
紅葉の色づきとともに、境内の神さびた雰囲気はいっそう濃く、深くなっていきます。

等彌神社は、JR・近鉄桜井駅から歩いて15分前後。
多武峰(とうのみね)へと続く県道37号線沿いにあります。
境内には天照大神(あまてらすおおかみ)を主神として、数々の境内社が鎮座します。

一の鳥居をくぐると、日当たりのよい空間が広がっています。
ガーデンパラソルやテーブル、チェアが置かれていて、とても親しみやすい雰囲気。

参道をゆくと、やがて二の鳥居が見えてきます。

二の鳥居をくぐると、一変。
高い木々がそびえ、鬱蒼とした雰囲気に。


参道に連なる石灯籠が古色を醸し、奥へ行くほど、神聖な空気が立ち込めているのを感じます。

神さびた境内に色づく紅葉は、凛としていて、とても清々しい気持ちに。
喧騒の届かない静けさの中、五感が目覚めるような深い情趣を味わえますよ。

2021年11月9日公開
等彌神社の情報
※2021年11月現在の情報です。
取材協力/等彌神社
取材・撮影/編集部